melle

MALLEとはアーティスト/乾シンイチロウ・デザイナー/ゆきじすみじ・レザーエンジニア/ファルク アラムの3名が
共同で生み出す国際的なアートプロジェクトです。

ABOUT

“MALLEとはアートを表現するために作られた技術者
一人一人の身体表現の集合体です”

現在、日本やフランスで育った技術や伝統が今やバングラディッシュに漂流し辿り着いています。
私たちはこの必然的な歴史の流れを美しく感じ、バングラディッシュという土地で、クオリティーの高い"物"を作りそこに"遊び"である芸術的思考を足すことで、この現実を表現し伝えることが可能ではないかと考えました。
私たちの理念として、芸術とは究極の身体表現を核にして生み出された物が、自身の感覚的変化、感情的変化、不可抗力によって破壊された時、自らの手で自身を破壊した時に、修復し状態をキープしながら時代にこびり着き、生き存える時間の表現だと考えます。
元となる究極の身体表現を身に付けるためには純粋性や偶然性が必要であり、自らを破壊するには、ある種のエンタメ性が必要なのですが、そのどちらも成熟した日本では獲得不可能であり、両性質を持って表現するにはバングラデシュという国民性と共に在るべきであり、哲学を共有できるチームが必要であると考えます。

PROFILE

乾シンイチロウ / アーティスト

1983年に大阪で生まれ、幼少期は言葉で意思を表現するのが苦手だったため絵を描く事に執着した生活を送っていました。初めて参加したアートコンペに入選し、京都文化博物館で展示を経験。そこから現代アーティストとしてのキャリアをスタート。18歳でアメリカに渡り、オレゴン大学アート学科に入学。BFAを取得後、現代アーティストとしての地盤を固めるため、ルーツでもある日本に帰国。ペインティングやコラージュ、立体、写真、映像、さらにはファッションツールまで、多様な素材や技法を駆使し、現代社会に対して問いを投げかけています。
現在は国内での展示会の他にも海外のアートフェアに参加するなど国内外問わず活動しています。

PROFILE

乾シンイチロウ / アーティスト

1983年に大阪で生まれ、幼少期は言葉で意思を表現するのが苦手だったため絵を描く事に執着した生活を送っていました。初めて参加したアートコンペに入選し、京都文化博物館で展示を経験。そこから現代アーティストとしてのキャリアをスタート。18歳でアメリカに渡り、オレゴン大学アート学科に入学。BFAを取得後、現代アーティストとしての地盤を固めるため、ルーツでもある日本に帰国。ペインティングやコラージュ、立体、写真、映像、さらにはファッションツールまで、多様な素材や技法を駆使し、現代社会に対して問いを投げかけています。
現在は国内での展示会の他にも海外のアートフェアに参加するなど国内外問わず活動しています。

2011年”What is Brand?”という作品のためにアパレルブランド”guernika”を立ち上げる。
“guernika”は既製品に抽象的な表現であるアートを乗せることで、ブランドに必要な歴史をはしょっても成立することを証明するための実験であり、ブランドに必要な要素や、人が価値を見い出すのは何かを問うた作品です。

2022年”ANONYMOUSE”を発表。
ANONYMOUSEとはキャラクターにとって一番大切な顔に袋を被せた、無機質な存在です。
キャラクターという幼少期に植え付けられた宗教にも似た信仰性に対する挑戦でもあり、guernikaと同様にアートという抽象的な表現で作った時にストーリーも背景もないキャラクターに対して人が価値を見出すのは何かを問うたコンセプチュアルアートです。

2023年新しいアートプロジェクトとして“MALLE”を設立。
“MALLE”は構築した技術をアートによって浄化する最高のエンターテイメントであり新しいアート表現の挑戦です。

スミジ ユキジ / デザイナー

日本画家の祖父と盆栽作家の父という家庭に産まれる、どちらも売れない作家であった為に芸術を忌み嫌うようになるが絵を描く事以外に得意な事が見つからず成り行きで絵の道へ。

PROFILE

スミジ ユキジ / デザイナー

日本画家の祖父と盆栽作家の父という家庭に産まれる、どちらも売れない作家であった為に芸術を忌み嫌うようになるが絵を描く事以外に得意な事が見つからず成り行きで絵の道へ。
 金沢美術工芸大学で日本画を学び卒業後大手メーカーでデザイン企画を担当するも自身の表現に絵を描く事以外の方法が無いことに改めて気付き、様々なプロダクトを手作りする事を独学で始める、知見を広めるため1998年〜渡仏、2001年まで、2005年〜2007年までの計5年舞台美術や大型プロダクトを学ぶ。
  帰国してからもデザインやジャンルの垣根なく様々な作り手達と関わり彼らに技術や知識を伝え続ける事で、主役である作り手達の下支え的なポジションで今日に至る。

Faruk Alam / レザーエンジニア

ファラウク アラムは 1977 年にバングラデシュのダッカで生まれました。
彼は穏健な中産階級の家庭で育ち、あらゆる場面で賢明な態度と笑顔で人々と接する方法を学びました。
その後バングラデシュで最も有名な大学の一つであるダッカ大学で皮革工学の学士号を取得。

PROFILE

Faruk Alam / レザーエンジニア

ファラウク アラムは 1977 年にバングラデシュのダッカで生まれました。
彼は穏健な中産階級の家庭で育ち、あらゆる場面で賢明な態度と笑顔で人々と接する方法を学びました。
その後バングラデシュで最も有名な大学の一つであるダッカ大学で皮革工学の学士号を取得。
卒業後は、2004 年より日本の顧客に皮革を宣伝するために、技術とビジネスの統合を考え始め、大阪を拠点とした自身の事業団体「DOIROTH」を設立。 その後2012 年に革製品製造部門を設立しました。
彼は革新的であり、バングラデシュで成功した起業家でもあり、技術に精通した心で革および革製品ビジネスにおける新しい技術を常に模索しています。

「MALLE」では、彼はテクノロジーとアートの架け橋です。 バッグの主な素材は革であるため、彼の技術的な知識が作品の品質を高めています。 今後は国内外のさまざまな技術展示会やビジネス展示会へ参加し、「MALLE」を市場のトレンドセッターとなる未来を構想しています。